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第71回 「ジャパニーズスピーカーの給与
Author : セルナジャヤ M
Posted: 2011-06-27 00:00:00 | Category: 時事速報インドネシア
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第71回 「ジャパニーズスピーカーの給与

新規設立企業が増えたことにより、ジャパニーズスピーカーの依頼件数はピークに達しています。他の人材に比べ、希少ゆえに給与相場が気になるところです が、語学力、職種による希少性や経歴などにより相場は幅広く、一貫性がないのが現状です。今回はこれまでの採用実績を基に参考水準についてご説明いたしま す。

 ◇人事・総務マネジャークラス
 基本給 900万~2500万ルピア
 日系企業での人事歴が5年以上あり、日本語能力は会話力重視で支障ない語学力が求められます。新しく赴任される日本人駐在員の良きアドバイザーとしての役割も求められるため、少なくとも日本語能力試験2級取得ないし同レベルの能力が求められます。
 学歴は「4年制の大学で日本語学科卒」が大半で、年齢は30~45歳。

 ◇秘書・総務、アシスタントクラス
 基本給 350万~1000万ルピア
 日本語による簡単な意思疎通がとれ、駐在員及び家族のビザ、航空券、ホテル、ゴルフなどの手配を任せられ、能力によりますが通訳や翻訳も対応が取れる人材が求められます。
 日本語能力試験3級~2級クラスが一般的です。
 学歴は「短大、または4年制の大学で日本語学科卒」が多く、年齢は27~35歳。

 ◇営業スタッフ~マネジャークラス
 基本給 400万~2000万ルピア
 スタッフ~マネジャークラスと雇用される幅は広く、経験が豊富であればあるほど、日本語力も高いのが一般的です。
 学歴は「4年制の大学で日本語学科卒」が多く、年齢は25~35歳。

 ◇製造関連(製造、生産管理、品質管理など)スタッフ~マネジャークラス
 日本での研修経験者で、学歴が高卒である場合 250万~400万ルピア
 4年制大学で日本語学科卒の場合 400万~1800万ルピア

 ◇日本語能力試験による能力の見方と基本給
 1級…新卒の基本給は700万~800万ルピア以上が一般的。
 会話・読み書きともにネイティブと隔たりは少なく、日本の4年制大学の卒業者が一般的なことから、日本の文化を知り、企業にとって貴重な理解者になると考えられますが、取得者は希少です。

 2級…新卒の基本給は400万~500万ルピア以上が一般的。
  謙譲語や丁寧語が不得意ではあるものの、意思疎通は図れ、簡単な日本語によるEメールのやり取りも可能とされています。日本への1~2年の留学経験があ る、または留学経験なく取得する者もいます。元々の日本語のセンスがあるとされるため、育て方次第では1級クラスにもなり得ます。

 3級…新卒の基本給は250万ルピア以上が一般的。
  会話・読み書き共にビジネスで使用できるレベルに遠く、日本語による指示は理解するものの、会話が思うように出来ない点が見受けられ、通訳・翻訳を求める ことは難しいとされます。どれだけ根気強く日本語で接するかで、語学力が上達するか否かが左右されます。


時事速報インドネシア便掲載
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