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第18回 ドライバーの雇用について
Author : セルナジャヤ T
Posted: 2006-09-08 00:00:00 | Category: 時事速報インドネシア
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第18回 ドライバーの雇用について

ドライバーやオフィスボーイ/ガールといったポジションは、日本ではなじみがなく、初めて赴任された方は接し方や使い方に戸惑うこともあるのではないで しょうか? 特に交通事情が悪く治安もあまり良くないインドネシアでは、「ドライバーがいなければ、外出も思うようにできない!」と不便を感じる方も多い のではないでしょうか? ドライバーについては仕事だけでなく、私生活においてもなくてはならない存在で、優良なドライバーの確保は充実した駐在員生活を 送る上での必須条件と言っても過言ではありません。

 ◇私用時にはルールを、断食には気配り必要

 ドライバーの問題につ いてよく聞かれるのは、「遅刻が多い」「急に休む」「欠勤が多い」「時間を守らない」「運転が乱暴」「おしゃべり(口が軽い)」などの勤怠に関する問題が 大半ですが、「何かにつけてお金を要求する」「車を盗まれた」と言う話も聞いたことがあります。それだけに「信頼のできる人」「忠実な人」が絶対条件とさ れています。

 雇用形態も正社員・契約社員・派遣とありますが、最近は「派遣」が増えているようです。これは、(1)あらかじめ派遣会社 でマナーなどを訓練されたドライバーを使える(2)欠勤の際には代わりのドライバーを派遣してもらえる(3)初めて赴任された方には、ドライバーとうまく 付き合う方法や管理方法をアドバイスしてもらえる-などのメリットがあるからでしょう。

 接待などで夜遅くなったり、ゴルフで朝が早いこ とも多い駐在員にとって、残業管理も決して容易ではないかと思います。会社の正社員、契約社員として雇用している場合には、休日や私用でドライバーを利用 する際には、例えば「8時間まで×××ルピア個人負担」「夜遅くなった場合のチップはいくら」といった具合に、不公平が生じないようにルールを決めておく ことをお勧めします。

 イスラム教徒が約90%を占めるインドネシアでは、当然イスラム教徒のドライバーが多く、「急に外出しなければい けなくなったのに、お祈り中だったために連絡が取れない!」といったことで不満を感じることも多々あるかと思います。「お祈り時間の長い金曜日にはなるべ く外出を避ける」「前もって予定を知らせる」などの配慮もドライバーとうまく付き合う上での“秘訣(ひけつ)”だと思います。

今年は9月24日からプアサ (断食)の月が始まるようですが、断食を行っているドライバーには、プアサの明ける時刻に少しでも水が飲めるようにする、車内で喫煙しない、夜の接待を早 めに切り上げるなどの気配りも必要になってくるでしょう。

時事速報インドネシア便掲載
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