第６３回　「インドネシア人採用の賃金相場
Author : セルナジャヤ　M
Posted: 2010-10-08 00:00:00 | Category: 時事速報インドネシア�
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第６３回　「インドネシア人採用の賃金相場

インドネシア人従業員を採用する際の賃金の目安について、お客様から問い合わせをいただくことが頻繁にあります。役職別によって定めている会社が多いた め、今回は役職別の一般的な賃金相場を書いてみたいと思います。

ただし、採用企業や候補者の希望、能力による個人差がありますので、
あらかじめご留意くだ さい。なお、以下の賃金は所得税を除いたネット額です。

スタッフ（新卒～経験３年程度）　　　　　　　　　   基本給：２００万～３００万ルピア
シニア・スタッフ（経験３～５年程度）　　　　　　　 基本給：３００万～４００万ルピア
スーパーバイザー（経験５～７年程度）　　　　　   基本給：４００万～５００万ルピア
シニア・スーパーバイザー（経験６～８年程度）　 基本給：５００万～６００万ルピア
アシスタント・マネジャー（経験８～１０年程度）　 基本給：６００万～７００万ルピア
マネジャー（経験１０年以上）　                       基本給：８００万～１２００万ルピア
シニア・マネジャー（経験１５年以上）　             基本給：１２００万～１５００万ルピア
ゼネラル・マネジャー（経験２０年以上）　          基本給：１５００万～３０００万ルピア

　 以上の基本給以外にも、通勤手当、食事手当、家族手当、医療手当など会社によって設けられる手当は異なります。また、マネジャー職以上には社用車を１台貸与（高速料金、ガソリン代、メンテナンス費会社負担）される会社が比較的多くあります。

そのため、「マネジャー職以上となると、意外とコストがかかるものですね」といった
お声をいただきますが、実際には相応のコストをかけなければ有能な人材が得られない現状もあり、会社としても苦労して賃金予算の捻出に努力しておられるようです。

　ただし、「十人十色」といわれるように、候補者によって賃金に対する概念はさまざまですので、人材を採用される際は、まずは賃金だけで幅を狭めず、さまざまな候補者と会い検討されることをお勧めします。